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院長コラム

冬の感染症

2017/01/18

寒波の襲来で、冬の感染症のシーズンがやってきました。

とりわけ、インフルエンザウイルス、ノロウイルスの発症が問題となります。

冬の季節に風邪症状を起こすウイルスは低温乾燥で繁殖するため、気温や湿度に気を付けることが必要です。このため前日より急激に気温が下がったり乾燥しているとインフルエンザウイルスにり患する確率が高まるため、潜伏期間を考えて数日間は特に感染予防を心掛けるのがいいでしょう。

日中の太陽が出ている間は人ごみの多い場所とかでなければリスクは低いですが、風が強かったり日が沈んでからはウイルス感染力が高まるため、保温対策が望まれます。この場合、体幹の中心部へ着込むのではなく露出部を少なくすることが大切なため、手袋、マフラー、帽子などの着用がお勧めです。マスクについてはウイルスを遮断することは困難ですが、マスクを通じて吸い込むことにより保温加湿ができるため予防効果は極めて高いと思われます。

インフルエンザ予防では、うがい、手洗いが励行されていますが、絶対的なものではありません。特に手洗いはアルコール消毒までする必要がありますが、家の中でもドアノブなど触ることにより付着するので、感染が流行っているときは手で鼻や口を触らないよう注意することが必要と言えます。

インフルエンザウイルスは飛沫感染が特徴のため、やはりマスクの着用が有効となりますが、鼻粘膜を刺激して繁殖するためマスクは鼻の上までしっかりかける必要があります。

また、身体とともに室内の保湿加湿にも気を付ける必要があります。このため、風邪やインフルエンザ対策として、鍋料理はとてもお勧めかと思われます。

 

ノロウイルスというと名前はノロまな感じですが、いったん感染すると、発熱、下痢とともに強烈な嘔吐をきたします。ところが、特効薬がないため予防対策が極めて重要となります。感染経路は主に二枚貝などで汚染された食材や食器、公共施設のトイレや感染者の嘔吐物などへの接触が考えられるため要注意となります。また、乾燥して空気中に飛散することによって気道から感染することがあります。嘔吐物などの処理では、換気して使い捨ての手袋マスクを着用して塩素系漂白剤で消毒することが有効です。また、ドアノブ、トイレの水洗レバー、便座なども消毒するといいでしょう。感染した場合、医療機関での治療とともに温かいお茶を飲むなどして脱水予防を心掛けるべきでしょう。

 

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